当初、人から人への感染はない、と報道があったが、あっという間に翻った。
ちょっと考えれば、人から人への感染はない、なんて、すぐにわかるわけないということは自明なのに、
よくもまあ、人から人への感染はない、と言えたものだし、よくもまあ、それは恥ずかしげもなく、裏付けも取らずに報道できたものだ。
そして、現在。
中国で移動制限をしているにもかかわらず、邦人をチャーター機で帰国させる。
帰国後のホテルも人数分確保していないという話もある。
帰国してもらうにしても、準備が足りず、拙速すぎるのではないか?
しかも肺炎と診断された人もいる。
また、検査に同意せず帰宅した人もいるという。
政治屋のパフォーマンスなんじゃないか?
感染症の脅威を甘くみているんじゃないか?
少なくとも、新型肺炎にり患していないことを確認してから帰国させるか、
帰国後、新型肺炎にり患していないことが確認できるまでは陰圧施設に入ってもら、
などは必要ではないか。
今回、帰国せずに現地に残った邦人もいるという。
そういう人たちの何割かは、自分のことだけではなく、感染源にならないために何をすべきか、なども考慮した方たちだと思う。国よりも個人のほうが全体を考えている。
日本の国策、情けなさすぎる。
マスコミも、帰国歓迎ムードで批判の声は聞こえてこない。
帰国した人から感染が広がったら、みんな不幸になるが、責められるべきは、政府の対応であることは明白だ。
いずれにしても、行き当たりばったりで、考動できていないとしか思えない。
中国の武漢で感染拡大を防ぐために尽力することが一番求められるのでは。
[…] 武漢の邦人200人余帰国 12人が入院 2人が肺炎と診断 […]